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御年貢を捧ぐる

狂言に「百姓もの」と分類される演目があって、そのうちのいくつかは百姓が年貢を納めにいくところから話が始まります。例えば有名な佐渡狐なんかもそうです。
この年貢を納めるという行為はめでたいこととされていて、「脇狂言」という祝言性のある曲としても分類されます。
百姓が「毎年斯様に相変わらず、御年貢を捧ぐるというはめでたいことじゃ」なんて言うのを聞いて、何がめでたいものか、為政者にとってめでたいというだけじゃないか、なんて考えたくもなりますが、まぁ無事に年貢が納まるというのは、災害もなく無事にすんだということで、それなりにめでたい。

また、3月17日に確定申告をめでたく済ませた。と喩える人もいます。この感覚はわかりやすい。
うちも今日めでたく済ませてきました。あーよかった。
能楽師の出演料は、一般の人はどうなってるのか想像しにくいかとおもいますが、べつに特殊だったりいい加減だったりではありません。ちゃんと一割源泉徴収されて受け取ることがおおいです。1月には源泉徴収票が各所から集まります。確定申告すると、私などは還付金をうけとることになります。災害もないけれど豊作でもないので、充分な年貢が納まらなかったという類です。今年は還付が去年より少ないようで、儲かったのかと思いきや、去年より源泉徴収額が少なかった(つまり単純には出演料収入が少なかった)ということでした。

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