« 2011年4月 | トップページ | 2011年6月 »

千なり又三郎

千なり又三郎
これも祝賀会で配られた、両口屋是清の千なり。似顔絵と野村家の紋。おもしろいですね。

私は目を合わせないように、ひっくり返して口に入れてます。

最初の日

先に珈琲の話をしてしまいましたが…昨日はやるまい会。野村又三郎襲名披露公演でした。

先ずはめでたい。この、めでたいという話になるまで、つまり先代又三郎師が入院されて、亡くなられて、そしてここまで四年です。短くはなかったです。不安になったり、気負ってみたり、いろいろありました。野村家にとってはもっと大変な四年間だったのでしょう。襲名に至るまでの膨大な準備も、私達は当日をみてわかった次第。もっとこちらでやれることがあればよかったのにと思いました。

ともあれ、公演はめでたく、無事に済みました。楽屋モニターで見ていても、あるいは気合を入れて、あるいは大切に演じているのが感じられました。

新又三郎師はもちろん気合いっぱい。そして、もともと酒の席ではよく泣くかたでしたが、昨日もたびたび感涙を流しておられました。(あ、昨日お酒を飲まれていたわけではありませんよ。)

私が個人的に感慨があったのは、翁で面箱持を勤めた信朗くんでした。

最初小三郎さん(新又三郎)が「まことに親バカなんだけど…」といっていた配役。私も、大人にも軽くはない面箱をしっかり捧げもっていけるのか、粗相をしたら大変なのではないか、長時間座っていて立てるのだろうかと心配しました。

ですが数日前の申し合わせを見てすこし安心しました。責任ある役だという認識もしっかりもって、相当の稽古をしていたようです。声も以前より強くしっかりしている。披キというものは、役者を成長させるものだなと改めて感じました。

申し合わせの帰りに、名古屋駅ホームで別れた信朗くんの顔には「仕事をやり終えた達成感」が出ていて、ちょっと大人っぽく見えました。

当日も、楽屋の皆がモニター前に寄って、おそらくは心配しつつ、面箱の出や面捌きをじっと見守っていました。でも私は、すこし後ろで安心してみていました。無事に済ませられたことは言うまでもありません。

終演後の祝賀会で、信朗くんに「よくできたね」とほめてあげました。

そしたら信朗くん、反省点を私に説明しだしたのです。

やっぱり大人っぽくなりました。

ボンタイン珈琲

ボンタイン珈琲
昨日の又三郎襲名会でもらった。つくづく名古屋はシャチホコ好きだ。

ボンタインの名は名古屋の喫茶店の店頭看板でみたことがあったけど、名古屋の会社とは知らなかった。

いまいれてるとこ。深煎りぽい豆の色。

いま飲んでる。シャチホコみたいに輝くわけではない。老若とわず喫茶店好きな名古屋のひとが、新聞読みながら飲んでいる味かと思えばそういう味。

これに比較すれば、外資系のカフェのは些か味がうるさい気もする。

あ、いま最後のぬるくなったのを飲んだら旨かった。やっぱり新聞読みながらに合っているんだ。

最後の日

今日で野村小三郎さんは最後です。
なんていうと何事かと思われるでしょう。明日、又三郎襲名なのです。
どんな気分なんですかね。私にとっても二人目の又三郎先生になるので、ちょっと落ち着かない感じがします。

今日はこれから京都へ。

能楽鑑賞教室 6/20~24 国立能楽堂

6/20~24 各日午前11時・午後2時開演の二回

解説「能楽のたのしみ」

狂言「蝸牛」

能「小鍛冶」

役者は交替制です。22~24の蝸牛は、又三郎一門三人で役を入れ替えて演じます。

蝸牛のシテだけ書き上げます。

高野和憲(20前,21前) 深田博治(20後,21後) 奥津健太郎(22前,23後) 野口隆行(22後,24前) 野村又三郎(23前,24後)

学生¥1300(全席) / 一般¥3000~¥2000

学生の団体を対象にした鑑賞教室で、残席を一般に販売するようです。

http://www.ntj.jac.go.jp/

やるまい会 野村又三郎襲名披露 5/29名古屋

「翁 ・父尉延命冠者、橋懸之舞、十人子宝 打掛」片山九郎右衛門 野村又三郎 観世喜正 野村信朗 ほか

「大黒風流」野村万蔵 佐藤友彦 佐藤融 井上靖浩 野口隆行 奥津健太郎 奥津健一郎 

狂言「佐渡狐」大藏彌太郎 茂山良暢 大藏基誠

一調「勧進帳」片山幽雪 曽和博朗

狂言「子盗人」野村萬 野口隆行 野村扇丞

狂言「靱猿 ・替装束」松田高義 野村又三郎 奥津健太郎 野村さよ

申し訳ありません。完売だそうです。

野村小三郎改め、野村又三郎の襲名披露公演第一弾(名古屋)です。

「折角だから、あとの時代に見て『こんな番組があったのか!』というようなのがいいですよ」と言っていたら、ほんとにすごいのでした。

12月23日に東京公演もあります。そちらもスゴイ番組ですので、おたのしみに。

片山九郎右衛門後援会能 5/28京都

仕舞「猩々」片山清愛

能「半蔀」片山幽雪 宝生欣哉 松田高義 他

狂言「重喜」野村小三郎 野村信朗 (後見 野口隆行)

能「遊行柳」片山九郎右衛門 宝生欣哉 野村小三郎 他

詳細は京都観世会館公演案内

http://www.kyoto-kanze.jp/performanceguide/index.htm

野村又三郎襲名公演前日の、「小三郎」名の最後の舞台は、なんと襲名公演で「翁」を勤めていただく片山九郎右衛門師の会でした。

『「最後の小三郎」と「最初の又三郎」をご一緒するのも面白いのでは』と話しました。

私は重喜後見(兼・地謡?)です。

朝刊太郎

狂言三の会の会報を作成中です。「朝刊太郎」というフリーウェアを使っています。広報紙や学級新聞を作る、強い強い味方です。ネットで使い方を検索して、初めてみると、「えー、こんなの出来るの?」と思いますよ。

学級新聞と違って数ヶ月ぶりなので、使い方おぼえなおし中ですが…

いい歌と、いい歌い手

家でなんとなくCMソングの話題がでて、YouTubeでいろいろ見ていました。

'90年代ごろ、ノエビア化粧品が「コスメティックルネッサンス」といって、盛んにテレビCMをしていたもの。当時はあまり気にしませんでしたが(化粧品関係ないし)、これがなかなかおもしろい。

ちょっとイイ歌を、もとの持ち主ではないちょっとイイ歌手が、かっこよく歌っているシリーズです。ついついYouTubeに出ている分、全部続けて聞いてしまいました。

近年テレビでみるミュージシャンとかアーティストというと、自分で作って自分達で歌うバンドや歌手がとても多いようですけど、うまくいってないと手料理っぽいというか、人に聴かせる歌になりきれない。

あのCMの歌を聴くと、作るプロ・歌うプロってスゴイなぁと感じます。

写経

書道技法講座「天平写経」という古本を買いました。
お経って真面目な細かい楷書で、どういうところがいいのかよくわからない。特にお経収集マニアに人気らしい天平写経って、そんなに字がいいのか、それとも古いからいいのか。そんなことが気になっていたので。

これは書道の教科書なので、私も書いてみればわかるのかもしれません。
そういえば私はよく狂言のお客様に「能でも狂言でもちょっとやってみると面白さが断然よくわかります」と話をします。
あっ、そうそう。明日はカルチャースクールの日だ。とさりげなく宣伝…

« 2011年4月 | トップページ | 2011年6月 »