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メロディオン(鍵盤ハーモニカ)

私が小学校低学年の時に使っていた鍵盤ハーモニカ、スズキの「メロディオン」がここにあります。ぜんっぜん記憶にないのですが、今の住まいに九年前に引越してきたときに、なぜか持ってきていたようで、机の下にありました。

先日、ふとそれが目にとまり、二歳半の子どもに与えるのにいいかなと思って出してみたのです。
ケースを開けたのは何年振りか。そもそもああいう楽器は使いっぱなしで、ろくに掃除もしませんから、まず歌口を洗い、本体もケースも丁寧に拭きました。

ケースの底に、ビニール袋に入った取扱説明書がありました。もちろん当時読んでいないし、そんなものがあったことも知りませんでした。
開いてみると…
「ビブラート奏法」「トレモロ奏法」「フラッター奏法」などという高度な技の説明と、音楽表現の手引きや、アンサンブルのすすめなどが書いてありました。

「ハッ!!」としました。この瞬間まで、鍵盤ハーモニカなんてものは学童がドレミを学ぶためのもので、楽器としてはおもちゃみたいなものだという認識しかしていませんでした。でもじつは、鍵盤ハーモニカは立派な楽器で、音楽を「楽しむ」ためのものだったのです。

小学校で誰かそんなこと教えてくれたでしょうか。だーれも教えてくれませんでした。いえ、鍵盤ハーモニカにかぎらず、小学校の音楽の授業そのものが、「たのしむ」ものではなかったように思います。

なんてもったいない。そして、残念。くやしい。

これからは、狂言の体験講座も、決して簡単には済ませません。こんなものかと思わせてはいけない。なんとかして面白いところを感じられるようにせねば。

Melodion_3

Melodion2

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